JAいわみざわ様より出荷いただいていますハロウィン向け、観賞用カボチャのご紹介です。
◎ハロウィンの起源
10月31日はハロウィン!ここ数年日本でもポピュラーになってきたイベントです。
ハロウィンは複数の文化が混ざり合って現在の形になったお祭り。
古代ケルト民族の夏と冬の境目の祝祭「サウィン祭」やカトリック教会のすべての聖人を記念する日「諸聖人の日」の前夜祭がその原型になったといわれています。
ハロウィンの日に仮装ををする風習は、古代ケルト文化のサウィン祭において、死後の世界からやってくる悪霊たちを仮装によって驚かせ、追い払おうとしたことに由来するようです。
◎ハロウィンとカボチャ
ハロウィンのシンボルと言えばカボチャのランタン。このランタンは「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれ、その由来には諸説あります。
「ジャック・オ・ランタン」の発祥の地はスコットランドやアイルランド。かつてはカボチャではなくルタバガというカブの仲間が用いられていました。スコットランドやアイルランドの伝承では「ジャック・オ・ランタン」はこの世をさまよう死者の魂が持っているカブでできたランタン、あるいはカブに憑依した魂そのもの等とされています。
日本における鬼火や火の玉に少し似ていますね。
カブをくりぬいて作ったランタンはハロウィンの日に飾ると悪霊を追い払う効果があるとされ、アメリカに伝わってからは当時現地で生産量の多かったカボチャが、カブに代わって利用されるようになりました。
◎JAいわみざわの観賞用カボチャ
JAいわみざわは北海道の道央地方、岩見沢市に本所を置く農業協同組合で、岩見沢市・三笠市・美唄市・月形町・江別市のそれぞれ一部地域を管轄区域としています。
石狩平野の中央部にあたるこの地域は元々農業に不向きな土地でしたが、土壌改良により米の大産地に成長。近年では米以外にもタマネギやハクサイ・カボチャ・キュウリなどの野菜、花き・果樹など、様々な農作物が生産されています。
花き生産においては『情熱フラワー』のブランド名のもと、アルストロメリア、スターチス、ヒマワリ、カーネーションを中心に様々な品目の切花をご出荷いただいています。
北海道はハロウィン向けに出荷される観賞用カボチャの一大産地。
様々な種類のカボチャをご出荷いただいています。
その一部をご紹介いたします。
『おもちゃカボチャMIX』
手のひらサイズのおもちゃカボチャのミックス。食用カボチャをそのまま小さくしたようなベーシックなものから、しましま模様のもの、ツノが生えたような形のものや帽子をかぶったような凸凹のあるものと等、様々な形のおもちゃカボチャが詰まったミックスです。
『ベイビーブー』
真っ白なカボチャ。そのまま飾ってもナチュラルな雰囲気でお洒落ですが、白地を生かしてお好きな色に塗ったり絵を描いたりするのもおススメです。
『デイジーゴード』
その名の通り上から見るとお花のようなミニカボチャ。個体差が大きいのでお気に入りの色形のものを探してみるのも楽しいかもしれませんね!
『ターキッシュターバン』
まるでベレー帽をかぶったようなくびれのあるカボチャ。キノコのようにも見える不思議な形で秋らしさ満点です。
『アトランティックジャイアント』
生育環境によっては100kgにも及ぶ実をつけることもあるジャンボカボチャ。インパクト抜群でディスプレイにおすすめ!
食用カボチャの収穫量全国NO.1を誇る北海道。食用だけではなく観賞用のカボチャもさまざまな品種が栽培、全国に出荷されています。
ステイホームが推奨される昨今、仮装をしてパーティやイベントに繰り出すような従来のハロウィンの楽しみ方はなかなか難しいかもしれません。しかし、お部屋をカボチャでハロウィン風に飾り付けたり、カボチャのランタン作りに挑戦してみたりするのも素敵な“おうち時間”の過ごし方の一つ。
今年は可愛い観賞用カボチャをお供にハロウィンを楽しんでみませんか?